平岡久・行政法解釈の諸問題(勁草書房、2007)/目次 ・初出一覧


目 次

 はしがき
 初出一覧

 第一章 行政法解釈の諸問題
  はじめに
  一 法「解釈」の意味と方法
  二 「行政法解釈」の特質・特徴
   1 憲法
   2 民事法・刑事法
   3 行政解釈
   4 理念・責務・目標
   5 解釈と裁量
   6 将来予測
   7 科学技術等
   8 対象の画定
  三 行政法「解釈」と行政法「理論」等
   1 条文解釈・解釈理論・総合解釈
   2 行政法規の認識
   3 狭義の行政法理論
   4 広義の行政法理論
  四 むすびにかえて――若干の補足と追加

 第二章 行政立法手続
  はじめに
  一 理念・意義
   1 諸理念・目的
   2 立法化との関連
  二 対象・適用範囲
   1 行政立法の多様性
   2 要綱案
   3 「行政立法」
   4 その他
  三 手続内容
   1 要綱案
   2 課題
  四 むすびにかえて
 
 第三章 地方公共団体の長の規則に関する若干の考察
  一 はじめに
  二 憲法による授権にもとづく長の規則
   1 国の行政立法と長の規則の差異――従来の説明
   2 「憲法直接授権」説かどうか
   3 国の省令等と長の規則の差異――「一般的」授権の対象
  三 条例・法令上の個別条項による授権にもとづく長の規則
   1 授権規定からみた分類
   2 条例による授権にもとづく長の規則
   3 法令による授権にもとづく長の規則
  四 地方自治法一五条の一般的授権にもとづく長の規則
   1 「義務賦課・権利制限」事項
   2 その他の必要的条例事項
   3 「給付」規則許容説
  むすびにかえて

 第四章 情報公開条例における「決裁・供覧の終了」の要件――覚え書
  一 はじめに
   1 前提的要件と実質的要件
   2 前提的要件――「公文書」の定め方
   3 <決裁・供覧の終了>の要件――本稿の課題
  二 「決裁」等の意味の解し方
   1 形式説と実質説
   2 若干の検討・コメント
  三 決裁等対象外文書の取扱い方
   1 適用肯定説と適用否定説
   2 若干の検討・コメント
  四 むすび

 第五章 生産緑地法等の改正と大都市圏市街化区域内農地
  一 はじめに
  二 新制度とその評価
  三 都市自治体の対応
  四 むすび

 第六章 一般鉄道騒音と行政施策
  一 はじめに
  二 一般鉄道騒音と現行法制
   1 環境基本法
   2 騒音規制法
   3 その他の関係法制
   4 行政上の「指針」・指導基準
  三 一般鉄道騒音と諸目標値
   1 評価方式
   2 具体数値等
   3 新幹線騒音の実態と対策
   4 一般鉄道騒音の実態と対策
  四 若干の考察
   1 環境基準の欠如
   2 大阪市基準
   3 住宅事業者の責務・負担
   4 建築・土地利用の規制

 第七章 真の建築主ではない者を名宛人とする建築工事停止命令の効力
 T 真の建築主ではない者に対する建築工事停止命令の効力
  一 はじめに
  二 若干の前提
  三 若干の考察
   1 対物処分論
   2 修正的対物処分論
   3 「公示」制度媒介論
   4 「実質的名宛人」論
  四 むすび
 U 地方行政判例解説・建築工事停止命令違反事件
  一 事案の概要
  二 判旨
  三 解説  

 第八章 建物の「移転料」補償と「収用」
  一 建物「移転」主義――はじめに
   1 はしがき
   2 「移転」主義
   3 例外としての「収用」
   4 本稿の対象
  二 「移転」概念
   1 はしがき
   2 補償実務における「移転」(広義説)
   3 狭義説における「移転」
   4 若干の検討
  三 新・旧の「移転」工法と「移転」・「収用」
   1 はしがき
   2 新・旧「移転」各工法と改正の特徴
   3 新・旧各工法と「移転」・「収用」
   4 若干の検討
  四 建物「収用」の可能性
   1 はしがき
   2 法七八条・法七九条の適用
   3 「移転料」補償額と「収用」補償額
   4 若干の検討
  むすびにかえて     

 補 章 行政規則の法的拘束性
  一 はじめに
  二 間接的承認説――行政の自己拘束論
   1 行政の自己拘束
   2 自己拘束と行政規則
   3 自己拘束と「法」
  三 直接的承認説  
  四 むすび


初出一覧

 第一章 行政法解釈の諸問題……日本公法学会・公法研究六六号三二〜五六頁(二〇〇四年一〇月、有斐閣)

 第二章 行政立法手続――第一次行政手続法研究会法律案要綱案について――……日本公法学会・公法研究四七号一八八〜一九八頁(一九八五年一〇月、有斐閣)
 
 第三章 地方公共団体の長の規則に関する若干の考察……小高剛先生古稀記念論文集・現代の行政紛争(二〇〇四年一二月、成文堂)

 第四章 公文書 (情報) 公開条例における「決裁・供覧の終了」の要件について――覚え書……大阪市大法学雑誌三七巻二号九五〜一〇八頁(一九九〇年一〇月、大阪市立大学法学会)

 第五章 生産緑地法等の改正と大都市圏市街化区域内農地……自治研究六八巻二号五九〜七四頁(一九九二年二月、良書普及会)

 第六章 一般鉄道騒音と行政施策……山村恒年先生古稀記念論文集・環境法学の生成と未来一六七〜二〇二頁(一九九九年九月、信山社)

 第七章 真の建築主ではない者を名宛人とする建築工事停止命令の効力
 T 真の建築主ではない者に対する建築工事停止命令の効力……阪大法学四三巻二=三号九六三〜九八五頁(一九九三年一一月、大阪大学法学会)
 U 地方行政判例解説・建築工事停止命令違反事件……判例地方自治一五三号一〇一〜一〇二頁(一九九六年一二月、ぎょうせい)

 第八章 建物の「移転料」補償と「収用」……小高剛編・損失補償の理論と実際一七九〜二二七頁(一九九七年、八月、住宅新報社)

 補 章 行政規則の法的拘束性……大阪市大法学雑誌二六巻三=四号六七〜一〇〇頁・同二七巻一号一〜三一頁(一九八〇年六月・同年九月、大阪市立大学法学会)